夢の中でも あなたを探す
せめてもいちど 逢いたくて
季節(とき)は移ろう 春から夏へ
別れたあの日に 私を置いて
指も 肌も 髪も くちびるも
恋の花と 散ったあとには
みれんの花が 咲くでしょう
胸に咲くでしょう
月に祈れば あなたの行方
そっと照らして くれそうで
季節(とき)はまたゆく 秋から冬へ
心に北風 吹き抜けてゆく
息も 声も 癖も 温もりも
恋の花と 散ったあとには
みれんの花が 咲くでしょう
胸に咲くでしょう
ふるえる私は 氷のスミレ
指も 肌も 髪も くちびるも
恋の花と 散ったあとには
みれんの花が 咲くでしょう
永遠(とわ)に咲くでしょう